熊本地震ボランティアノート

平成28年熊本地震のボランティアに参加された方の活動ノートです。 運営:NPO法人ボランティアインフォ

平成28年熊本地震のボランティアに参加された方の活動ノートです。
こちらよりボランティア活動の様子を投稿してください!

運営:NPO法人ボランティアインフォ

益城町・熊本大学での災害ボランティア活動報告(5/11・12 萩山竜馬さん他アメリカンフットボール関係者2名)

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5/11

熊本大学アメリカンフットボウル部OUTLOWSメンバーの状況確認・支援贈呈・クリニック・交流

5/12

益城町でのボランティア活動

ボランティアインフォからの紹介により益城町災害ボランティアセンターに登録し活動

被災宅の片付け等を実施

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5/12

益城町災害ボランティアセンター・益城町立小学校・益城町保育所第四保育所益城町役場への物資贈呈・寄付

 

活動日:2016年5月11日(水)12日(木)
活動場所:益城町
投稿者:萩山竜馬さん他アメリカンフットボール関係者2名

 

熊本地震災害ボランティア報告(5/2, 3, 5 かずお爆弾さん)

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いずれも熊本市内で活動。
辛島公園前の災害ボランティアセンターから派遣。
 
活動内容は災害ゴミの分別、瓦礫撤去。
 

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活動日:2016年5月2日(月)、3日(水)、5日(木)
活動場所:熊本市
投稿者:かずお爆弾さん

熊本市・西原村での活動記録(5/3~5 皆川久美香さん)

▼53日(火)
崇城大学ボランティアビレッジにて初日の運営サポートのお手伝い12時のビレッジオープン前の準備、自身もキャンプサイトを申し込んでいたので実際の受付フローの確認などに協力。
 
 

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午後は救援物資の仕分け、積み込みの作業に人手が必要ということでアクアドームくまもとへ。この日は激しい豪雨だったことも関係するのかも知れないが、意外とスタッフの数は余っているようで待機の時間も多かった。
 

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夕方はさらに移動して救援物資が集まる場所で飛ばされそうになっているテントの立て直しや、物資にブルーシートをかける仕事をお手伝いしてこの日は終了。いろいろ受け入れ側にも初めてのことばかりで様々な事情があるのは理解できるものの、熊本に沢山集まっている人的リソースをもう少し有効に使えないものか、と正直もやもや&体力をあまらせた状態で初日の活動を終えた。
 
 
▼54日(水)
県外からのボランティアを受け入れているのは熊本市西原村ということで選択肢が少ない。公共交通機関で現地入りしていたが、運よく西原村に乗せていってもらえることになり、いざ、熊本市8時に出発して西原村へ向かう。往路の道中、西原村facebookページを見ると8:29に「駐車場が満車となりました。本日の受付を締め切らせていただきます」の文字が。受付開始は8:30のはずなのになぜ?
 
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確かにfacebookページには以下の記載があった。
―――――――――――
『駐車場が満車(約180台)』又は『受付終了時刻(11:00)』になりましたら、その日の受け入れは終了させていただきます。
―――――――――――
駐車場開門は『午前8:00』からです。それより早く来訪されても企業の通勤・近隣住民の通行の迷惑になりますので、駐車場周辺で路上駐車などをされてお待ちいただくことは絶対におやめください。
―――――――――――
 
西原村でおろしてもらう予定の片道切符で向かっている自分は果たしてどうするべきなのか、熊本市に帰るべきなのか、帰るにしても足はどうするのか、と内心ヒヤヒヤしながら電話をかけてみた。すると「車を停めないのであれば受け付けますよ」とのこと。Facebookにポストされた内容からはもう何人も受付しない、というように受け取れたので、あれを見て引き返した人も多数いたのではないかと想像した。ひとまず自分は胸をなでおろして、その20分後の9時に西原村害ボランティアセンターに到着。
 
現地で会った他のボランティア中にも、路駐はだめだというから8:30ちょうどに到着したのだけど駐車場に入れなかったのでわざわざ7キロも離れた熊本空港に車を停めに行き、タクシーに乗って再びボランティアセンターまで戻ってきた、という人もいた。
 
ボランティア活動に関するオリエンテーションを受け、サテライトまで送迎してくれるバスを待つ。サテライトに到着し、再びオリエンテーションを受けるのだが、場所柄か力を必要とする作業が多いためか「男性の方○名お願いします~」という声はかかるが、女性にはなかなか声がかからず、テントの下で小一時間待機することに。その間、熊本市から来ていたボランティアの人とお話をしてみたりしたのだが、高校一年生という若いメンバーも大勢いた。また小学生~中学生くらいの子どもも親と一緒に家族でボランティアに活動に参加しているのを多く見かけた。
 

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熊本市も良く見るとひびが入っていたり、傾いていたり、一部崩壊している建物を見かけることがあったが、西原村の集落は一歩足を踏み入れると、沢山の屋根がブルーシートに覆われ、一部損壊とかかれた赤い紙が貼られた家々はどう見ても住める状態ではなく、みんな避難しているのかがらんとした集落にあるとにかく石塀という石塀が傾き、瓦礫が山積していた。我々のチームは、その崩れたブロック塀を土嚢袋につめてはダンプ場に運ぶ、という作業を担った。
 

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男性6名、女性3名のチームは、福岡県や長崎県大阪府や神奈川県、東京都(私)などいろんな地域から集まっていた。午後3時作業終了。サテライトに移動したのは10時だったけれど、私に仕事が割り当てられて実際に現場まで移動したのはすでに11時半だったので、実働時間は残念ながら3時間ぐらいしかなかった瓦礫は集落のほんの一部を片付けたに過ぎず、もっともっと片付けてあげたかったという思いを胸に明日以降のボランティアの活動に期待しながら、西原村を後にした。
 

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熊本市に戻る途中、益城町の被害の大きかったエリアを通過した。道路は隆起し、電信柱は倒れ、お寺の屋根は一階を押しつぶしている。そんな被害を実際に目にしたら、外部の私ですらこれから続く復興への長い道のりが大変なものに容易に想像できるのに、現地で被災した人はその道のりをどんなに途方もなく長い道のりとしてみているのかと思うと、言葉を失う思いがした。
 
 
▼55日(木)
「とにかく早く行かないと仕事にありつけない」「ニーズ以上に人が集まって遅くいくと受付が終わってしまうことがある」という噂の熊本市災害ボランティアセンターがある花畑公園へ。受付開始は8時半だが、キャンプサイト6時半には出発し、行列には7時半に加わった。すでに数百人の人が並んでいたと思われる。いろんな人の会話を聞いていると、この行列は前日よりもだいぶ少なかったらしい。6日は平日で県外から来ている人の多くは帰ってしまったのだろうと想像することができた。
 

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8時半には列が動き始め、受付を済ませたのが9時、オリエンテーションを済ませて仕事をアサインされたのが大体9半。430日からずっと熊本市内で車中泊しながらボランティアしているという大阪から来たご夫婦の車を使い、ボランティアセンターから車で約30分のお宅の片付けに向かった。この日、お手伝いしたお宅は3軒。いずれも6070代の女性一人暮らしの世帯だった。壊れてしまった家具も一人では運び出すことができない。丸一日かかるような作業ではないけれど、ちょっとお手伝いして欲しいと思いながら、これぐらいでボランティアを要請しては申し訳ないと、電話をかけない人たちも沢山いるのだろうと思った。
 
この三日間でお手伝いした現地の被災者の方に、こちらから地震当日のことを聞くことはなかったのだが(辛いことなので聞かないようにとオリエンテーションで釘をさされている)、中には自ら話してくださる方もいた。地震から数週間が経って、そういう話を口にすることで少しずつご自身の気持ちを整理したり、前向きにさせたりしているのではないかと想像した。身近な人を亡くした、それもさようならも言えずに。それを思うと本当に胸がつぶれる思いだった。
 
GWが終わった今現在「被災地にボランティアが足りない」という報道を沢山見るようになり、あんなに沢山熊本に集まっていたボランティアは、それぞれみんなもっともっとお手伝いしたかっただろうと思うし、もっと活用できたはずと、情報の正しい伝達や発生する災害にどう最善の方法で対処していくのかということには今後の課題が残ると思った。しかしながら、なんとか被災地の役に立ちたいとあれだけの多くの人々が遠方から集まっていることはとてもポジティブなことであるし、自分にとっても、実際の被災地をこの目で見、被災者やボランティアセンターの人たちの声を聞くことができ、遠いところのニュースとしてではなく、実際に身をおくことでダイレクトに様々な事象を理解し、体感できたことは非常に意義のあることだったと思っている。
 

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東京に戻った現在は、自身が今後どんな形でこの問題の解決に寄与できるのか、少しでも何かを変えることができないか、そんなことを考えながらすごしている。何か力になりたいと思っている人がもしこれを読んでいたら、どんなに小さいことでもいいから「具体的に」動いて欲しいなと願っています。
 
活動日:2016年5月3日(火)〜5月5日(木)
活動場所:熊本市西原村
投稿者:皆川久美香さん

ありがとう(4/30~5/8 前川俊さん)

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ボランティアインフォの熊本駅報ステーションでの活動。

正直こんなにもたくさんの方々に熊本にお越しいただけるとは思っていませんでした。

そもそも熊本駅で情報ステーションを置いてくれた方たちが東北を拠点にしているということを知って驚いたこと鮮明に思い出します。

最新のボランティア情報を発信しできるだけ多くの方によりよい活動を行なっていただくという内容で、

色々と教えてくれてありがとう」

君たちがいなかったら何もできなかったかもしれない」

助かったよ」

などとお声をいただき帰りにお立ち寄りいただいたりしてみなさんの思いを少しでも多く形にすることができたのかなと思います。

連休が終わると連日人手が足りない状況が各地続くと思います。みなさんの力が必要となります。
よろしくお願い致します。

そしてこれまでの多大な支援、本当に感謝しています。

できることから。

活動日:2016年4月29日(金)〜5月8日(日)
活動場所:熊本駅
投稿者:前川 俊さん

支援物資の仕分けをしました(5/6 匿名希望さん)

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私立保育園に搬入された支援物資の仕分けを行った。

人員3名、11時から17時まで5時間作業を行った。

保存食、粉ミルク、オムツなど200程度の段ボールに番号を振り、中身と数量を一覧表にまとめた。

平日で開園日だったため、子供たちや先生がいる部屋の隣で作業した。

保育園は地震後1週間休園したとのことだった。

また、子供達の中には、地震があった時間帯と重なるため、夜に入浴するのを怖がる子供もいるとのことだった。昼は保育園の給食をご馳走になった。10年ぶりくらいの給食!


仕分け作業中に、支援物資を求めて避難所から人が来た。がれき撤去作業のボランティア用ということで、120食分のカップ麺や調理不要食を持って行かれた。


仕分け作業を通じて思ったのは、物資を送る段ボールの側面にでも、中身と個数と、食品であれば賞味期限を大きく明記した紙を貼っておくと、より親切な支援物資となるということだった。

写真:仕分け終了後


活動日時:5月6日(金)11時-17時
活動場所:熊本市南区 熊本藤富保育園
名前:匿名希望

ボランティア情報ステーション(4/29-5/7 匿名希望さん)

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私はNPO法人ボランティアインフォのボランティアとして参加しました。

メインの活動はボランティアさんに人手が足りていない地域、NPOをご案内することでした。

GW期間中は全国各地からたくさんのボランティアさんが駆け付けてくれました。しかしGW明けの最初の土曜日(5/7)に関してはボランティアさんが想定より集まっていないようです。(連日たくさんのボランティアが駆け付けた熊本市VCでも5/7は1000名の募集に対して500名ほどしか集まらなかった)。

まだまだボランティアさんの力が必要です。

私は5/9に埼玉県に帰ってしまいますが、埼玉でできることがあるはずです。

まずは、自分が現状や現地で見たもの、感じたことを周りに伝えていきたいと思います。

これからもなんらかの形で熊本の復興に関わっていきたいです。

 

活動日:2016年4月29日(金)〜5月7日(土)
活動場所:熊本駅前、崇城大学ボランティアビレッジ
投稿者:匿名希望さん